よく巷に溢れる治療院の広告を見ても『根本的』と謳う院が増えてきました。

しかし、実際のところは『対処療法』をしている治療院が多いので、分かりやすく違いをお伝えします。

この情報は理解していない治療家が多いのが実情です。

治療院選びのポイントにしてください。

始めの違い

対処療法の場合

『痛み』『シビレ』といった症状にクローズアップして、それを取り除くことをやっていきます。

始めはレントゲンや検査で原因を特定しようとします。

しかし、それで原因が分からない場合は『とりあえず』痛み止め・シップ・マッサージなどで症状を取り除こうとします。

根本治療

『何が原因』で『痛み』が生じているのか?

を特定してから処置します。

決して『とりあえず』では処置しません。

治療の過程

対処療法では患者さんの状況に左右されます。

「先生、昨日は痛くて眠れませんでした。」

「やってもらった日は調子いいのに、翌日には同じです。」

私も経験がありますが、このように言われると自信をなくして不機嫌になったりする先生は要注意です。

なぜなら、患者さんの現在地が把握できていない事を表しているからです。

そして、逆に「先生、あの治療をしてもらって調子良かった!今日もお願いします。」

このように言われると『そうなんだ!』と短絡的に捉えてその治療を繰り返す。

しかし、そのまま都合よく改善するケースは経験上30%ほどでしょう。

多くのケースでは、2~3回でその『良かった』感覚は感じられなくなってしまいます。

そして

術者は『何故だろう?』

患者さん『良かったと言った手前、効果が感じられないけど続けないと申し訳ないなあ』と

気を遣うことになるのです。

 

これは絶対的に術者サイドの問題です!

 

ゴールの違い

対処療法

患者さんの訴えに左右されます。明確なゴールはありません。

根本治療

始めのカウンセリング・問診で原因の特定とゴールが設定されています。

その過程・結果で当初の症状や問題は解決されてきます。

治療の過程で患者さん自身が、何故痛みが出たのかを理解されるので、再発することは無くなります。

まとめ

根本治療を実施している治療院は初回で判断できます。

①術者が原因が分からない・不安そうにしている

②患者さんの訴えに左右されて、言うことに一貫性がない

③話を聞いていて、ゴールについて具体的なイメージがわかない

上記を満たさない院は対処療法の院です。

ただし、対処療法がいけない訳ではありません。それが必要な方も大勢いらっしゃいます。

問題は『根本治療』を受けていると思っているのに、やっていることは『対処療法』だったり

施術している術者が理解していない場合が大問題です。

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